湿疹
外陰掻痒症は皮膚に目立った異常がみられないにもかかわらず、かゆみが出る病気です。湿疹は、急性型と慢性型とがあります。急性型は1.かゆみが強く、2.皮膚は赤くなってジメジメし、3.皮膚の変化はさまざまで、1つのうちに多くの発疹型が含まれています。湿疹のはじめは粟粒[あわつぶ]ほどの大きさの、小さな水疱をもった丘疹で、これが点状に散在しています。だんだんむらがって、それらが固まってきます。そのまわりには、新しく小さな丘疹ができてきます。ひっかくと、皮膚が破れて、ジメジメした皮膚面をつくってきます。このために、湿疹と呼ばれるのです。さらに、この上にほこり、細菌、皮膚からはがれてきた老廃物がまじって、かさぶたをつくってきます。この急性湿疹のとき、適当な治療がなされないと、だんだん皮膚が厚く、かたくなってきて、表面が粗くなってきます。これが慢性湿疹です。
