西洋医学による治療

患者の年齢や症状、進行状況、子どもが欲しいか否かなどを総合的に判断し、治療法を選択します。

西洋医学的な治療

大まかに分けて待機療法、薬物療法、外科療法の3種の治療法。
1.薬物療法
病変の退縮を目的とするもので、子宮内膜はホルモンの影響を受けることから、薬物療法はホルモン療法が基本です。
2.待機療法
しばらくは治療せずに経過を観察し、約50%の患者が妊娠したとの報告あります。補助療法として腹腔鏡下でブルーベリー・スポットの焼灼などがあります。
3.手術治療
西洋医学では、薬物療法(ホルモン療法)と手術療法あるいはこれら2つの治療法を組み合わせた治療をおこないます。患者の年齢や症状、病気の進行状態、子どもが欲しいか否か、これまでの治療経過などを総合的に参考にして治療法を選択することになります。
薬物療法(GNRHアゴニスト、ダナゾール)はよく効きますが、同時に更年期障害様症状や、体重増加、にきび、多毛などの美容上の副作用もあります。また長期間にわたって使用するときは、骨粗鬆症のおそれがある人や虚血性心疾患のおそれがある人は注意が必要です。また、薬物療法を中止すると、残念なことに再発することが多いのも現状です。
手術療法には、子宮も卵巣もとってしまう摘出方法もありますが、将来の妊娠を考えて癒着をはがすだけのこともあります。