月経痛や性交痛も子宮内膜症の症状です。

症状としては、強い生理痛や嘔吐、月経過多、生理以外での腹痛、性交痛などがあります。

症状

1.月経痛
子宮内膜症による月経痛(生理痛)の特徴は:
強い生理痛
痛みが強いので鎮痛剤が必要
痛みが年々増強する
腹痛だけでなく、肛門や膣の奥の方も痛い。
腹痛だけでなく、悪心や嘔吐を伴うこともあります。
2. 性交痛
子宮内膜症がダクラス窩にあるとセックスの時、性交痛があります。
3. 不妊症
子宮内膜症があると全ての人が不妊症になるわけではありませんが、不妊症の20%位が子宮内膜症が原因といわれています。
4.腹痛
排卵期(生理と生理の中間の頃)や生理前にも腹痛があります。
5.過多月経
子宮内膜症にはしばしば過多月経を伴います。
子宮内膜症の特有の症状として、直腸周辺に発生すると排便通や下痢などの症状がおこります。子宮内膜症は全く症状のない人もいますが,子宮内膜症の症状は内膜症のある場所,大きさ,癒着の程度などにより異なります。子宮内膜症の共通してみられる症状は激しい月経痛で,初経後数年間はそうでもなかったのに,ある時期から強くなり,だんだん強くなるという特徴があります。月経痛以外に月経困難症,過多月経,不正出血,性交痛,月経時以外の腹痛・腰痛などもみられます。さらに進行すると不妊なども起こります。
子宮内膜症の部位による症状の違いは以下です。
〔卵巣内子宮内膜症〕チョコレート嚢胞によりお腹がはった感じや下腹部痛がみられます。チョコレート嚢胞が破けると激しい腹痛がみられます。
〔卵巣表面子宮内膜症〕強い月経痛がみられます。
〔卵管内子宮内膜症〕不妊や激しい痛みがみられます。
〔ダグラス窩子宮内膜症〕内膜症が仙骨子宮靱帯からダクラス窩にかけてあると癒着が起こり,性交痛がみられます。
〔直腸〕月経時に排便痛があり,進行すると排便障害を起こします。
〔小腸〕軽症では漠然とした下腹部痛がみられます。腫大すると通過障害や腸閉塞まで起こり,下血や血便がみられるまでにもなります。
〔膀胱〕血尿がみられます。
子宮内膜症の場合、月経痛と月経困難症が主要な症状です。初経時には痛みがなく、年月の経過によって徐々に増悪していきます(後天性月経困難症)。その他、腰痛、下腹痛、仙骨部への放散痛があります。