卵巣疾患の症状、診断について

卵巣出血の症状には、激しい腹痛と不正出血があります。妊娠検査が陰性で不正出血がある場合卵巣出血と判断される事が多いです。

症状

卵巣出血は、卵巣からの出血により急激な腹痛を起こす疾患で、これも出血性ショックで搬送されることがあります。原因としては、交通事故、体外受精の採卵後、卵巣妊娠、抗凝固剤投与などの外因性、血液凝固異常症や血管疾患などの内因性と特発性が考えられ、患者から病歴をしっかり確認することが重要です。特発性卵巣出血は若年女性に多く、月経周期と関連しており卵胞期(低温期)20%、黄体期(高温期)80%の頻度で発症します。診断は、妊娠反応が陰性で、腹腔内に出血がある事です。治療は、保存的に入院観察のみで治まることもありますが、進行例は腹腔鏡下で確定診断し止血操作を行ないます。排卵出血は、期間としては数日程度のことが多いようです。下腹部痛も、ひどい痛みは長くは続きません。せいぜい2-3日くらいでしょう。他に卵巣に水が溜まる病気は、子宮 内膜症がありますけれど、これは血液というよりも、どろどろのチョコレートのようなものが溜まりますので、超音波で分かると思います。卵巣出血の出血量が多いときには、突然、下腹部に激痛が走り冷や汗、顔面蒼白、嘔吐、品脈などのショック症状が起こりやすくなります。