黄体機能不全
黄体機能不全とは、黄体からのホルモン分泌が不十分になったり、黄体の存続そのものが短縮する状態を指します。黄体ホルモンは子宮内膜を厚くフカフカに整え、受精卵が着床しやすい環境を作ります。卵胞期に卵胞が発育→排卵→その後黄体期に黄体が形成され→黄体ホルモンを分泌します。この流れは、受精卵の着床と妊娠初期の維持にとても大切です。黄体期に何らかの異常があれば黄体機能不全となります。黄体機能不全はこの黄体ホルモンの分泌が悪くなる状態をいいます。
黄体は、卵巣で卵胞が排卵した後に変化して作られる器官です。プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌し、受精卵の子宮内膜への着床や妊娠の維持に重要な役割を果たしています。黄体機能不全で、黄体からのホルモン分泌が不十分になったり、黄体の存続そのものが短縮しますと、受精卵が着床するための準備が十分にできなくなるので、不妊の原因にもなります。不妊症患者の約10%が黄体機能不全とも言われています。
女性の体は毎月、妊娠の準備のため、一定のサイクルでホルモンが分泌されています。その中で受精卵の着床に備える役割を担っているのが黄体ホルモン(プロゲステロン)です。黄体機能不全のはっきりした原因はわかっていません。黄体機能不全となると、黄体期が短くなるために、月経周期が短くなったり、ときには無月経、または不正出血が起こる場合もあります。

