生活上での不妊症の予防点

日々の暮らしの中で注意を払うことで、不妊症の予防ができます。

生活注意点

  1.不妊症と飲酒
    過度の飲酒により、分解過程で発生するアセトアルデヒドという物質が精巣内に増加してしまうことがあります。 このアセトアルデヒドは非常に毒性が高く、精巣内に蓄積すると、精子をつくる能力を奪ったり、男性ホルモンの合成を抑制したりしてしまうことがあります。男性不妊症の方は避けるべきです。
  2.不妊症とタバコ
    タバコは男性の生殖機能に与える影響は:
      1) 精子の受精能力を低下させる
      2) 精子数の減少
      3)精子のDNAを損傷する
  3.不妊症とストレス
    男性ホルモンは、ストレスの影響で、その分泌量が低下して、男性の精子数を減少させたり、精子の運動率を低下させたりして、男性不妊症になります。
  4.不妊症と環境ホルモン
    環境ホルモンは人間の生成するホルモンに非常に似ている為、生体内に取り込まれるとそれが本当のホルモンの様に作用し、本物のホルモンの働きを阻害したり、撹乱させてしまいます。環境ホルモンに非常に影響を受け易いのは、性ホルモンの異常に伴う精子への影響です。環境ホルモンは体内において抗テストステロン作用を引き起こし男性の生殖機能や性衝動を引き起こすテストステロン作用を抑えます。これがEDや精子を作る造精機能などに障害をもたらすと共に、体内において活性酸素を増やし、精子の主成分であるたんぱく質や卵子との結合に必要な酵素にも多大なダメージを与え、精子の質を下げてしまう恐れがあります。更に環境ホルモンには多くの発がん性物質が含まれています。
    今、不妊に悩むご夫婦が10組に1組ほどいると言われます。そのうち、女性に原因があるケースが45%、男性に原因があるケースが40%、原因不明のケースが15%と報告されています。男性不妊の割合は年々増加傾向にあり、一説には、環境ホルモンや活性酸素が増加に拍車をかけているのではないかと指摘されています。